【 失落園で朝食を（ディープ版） 】
どうしてこんなことになってしまったんだろう？
手足を欠損した妹の世話をしながら、兄は思う。
そして、自身の手足を欠損させてまで、兄を支配する妹の狂愛の物語。
カフカの世界/オティリーの世界の兄妹が、うまくいかなかった場合のお話。
ちなみにうまくいくとこうなります。
こちらから無料プレイ可能です(ノベルゲームコレクションへ飛びます)
スマホを含むブラウザのほか、WindowsでDLプレイも可能です。
私がプレイしたのはノベルゲームコレクションさんで配信されているディープ版ですが、ふりーむさんでは心理描写などの表現を少し抑えたライト版が配信されています。
お好みの方をどうぞ。
向かい合い、まるで恋人のように共に食卓を囲む男女。
女は、自分では食事に手を付けず、男の差し出す食べ物を幸せそうにほおばる。
そう、女には手がなかった。
手だけではなく、足もない。
彼女−−妹の世話をしながら、兄は狂った兄妹愛に支配されている。
ブラッドが、久しぶりに再会した妹。
二人は兄妹にもかかわらず、まるで恋人同士のような逢瀬を重ねる…。
そして妹・クローディアは、兄を支配するためにある言葉を告げた。
苦悩するブラッドに、クローディアは甘い提案をするのであった…
歪んだ愛に支配された、閉じられた世界のお話です。
欠損女子が出てくるので注意！！
自分の手足を切り取ってまで、お兄ちゃんを独り占めしたかったクローディア。
でもそれは果たして本当に愛なのかしら？
もしかしたら過去の兄への復讐なのかもしれない。
ただ…強く、支配したいと思うほどの復讐心は、もはや愛なのかもしれませんね。
はーしかし欠損ドレスっ子ちゃんはかわいいねぇー！！！
でも実際にお世話するブラッド君の苦悩… …ははは自分が望んじゃったことで苦悩しちゃってこいつめ。
可愛い兄妹だな(えっ
灰色さんの、強く心を揺さぶる文章が見事な作品でした。
ただしかなりドロドロしているので苦手な方は、ふりーむさんからライト版を遊ぶといいかもしれません(ブラッシュアップされて、ドロドロ部分が削られたりして短くなっています)こちらから無料プレイ可能です(ノベルゲームコレクションへ飛びます)
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*画像はすべて灰色工房「失楽園で朝食を」より
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