【 インビジブル−invisible− 】
私は親友にひどいことをしてしまった…−−
短編を読んでいく、ちょっと不思議な構成のノベルゲーム。
プレイ時間は40分程度。
私は親友にひどいことをしてしまった。
怒っているだろうか、恨まれているだろうか。
そんなある日、放課後に彼女と久々に出会う。
「久しぶりだね」
こちらの不安をよそに、彼女は綺麗に微笑んでいた。
ゲームは、3つの短編シナリオを選んでいく構成になっています。
すべてを読み終わると…?
放課後、綺麗に微笑む彼女。
「私」は彼女と話をして、彼女は「私」を許しているというけれど…
無視されても無視されても、「みさき」に話しかける彼。
今日は突然の雨だった。提出物を出しに来たという彼は、今日もみさきに話しかけてくるが…
同じ部活だった先輩。
呪いのチェーンメールが何度も回ってきて気分が悪いというが…
そのチェーンメールの発信元はどこなんだろうか…。
UIなども見事で見やすく、引き込まれる画面になっていました。
それでいて独自の世界を描いていました。
すべてのエンディングを見ると、このゲームの物語が少しわかり、考察できるだけの材料が揃います。
決して、すべてのエンディングを見ても、謎はすっきりとは解けません。
ただ、考察が好きな人にはたまらないゲームだとは思います。
そんな雰囲気がたまらなく好きです。
綺麗な画面のいいゲームでした。