2020年09月30日

【Win】ペルシオン -約束の集う場所-【アリスソフト】

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【 ペルシオン -約束の集う場所- 】

アリスソフトの大作RPG。
ひたすらダンジョンへと潜る系のゲームで、この「潜る」部分が自分に合えばすごく楽しいゲームです。
大量のCGとHシーンは見ごたえあり(ただしテキスト量は少なめです)

人によって評価が大きく分かれるゲームです。
傑作だと称賛する声もあれば、最低の出来だという評価もありました。
個人的には傑作の方だと思っています。
イベントだけをこなす簡易モードもあるのですが、使わずに全キャラクリアするくらいにはハマりましたので…

*この記事は18禁です。
高校生以下の方の閲覧を禁止します。

【ペルシオン -約束の集う場所-】
発売/開発:アリスソフト
ジャンル:エンドレスダンジョンRPG
対応ハード:Windows95以降
発売日:2000年4月27日
定価:8800円
レーティング:18禁



死そのものであるが故、死ぬことのないハデス。
破壊を続けるハデスを止めたのは、初代ペルシオン王ラズウェルだった。
ラズウェルは己の血を触媒にして召喚した3本のインテリジェンスソードを使い、ハデスを沈める。
ところがハデスは死ぬことはなく、瘴気にまみれながら穴の底でラズウェルの血を継ぐ者たちを呪っていた。
その穴は魔法使いたちの封印により魔物があふれ出ることはなくなっていたが、いつしか穴はダンジョンと呼ばれ、ダンジョンへ挑戦する人たちでその場はにぎわい、いつしかペルシオンと呼ばれる国となっていった…。

そして、これはそのペルシオンにて起きた、3つの物語。



ペルシオンは、ダンジョンをひたすら奥へ奥へと潜っていくタイプのRPGです。
ダンジョンは一階ごとに毎回外に出る仕様になっていて、出るたびに潜る準備を整えて、再度ダンジョンへと潜ります。
一定階を進むごとにイベントが発生し、ストーリーが進行します。
ダンジョンの外で進むイベントが多いですが、「剣」の発見など、ダンジョンの中で発生するイベントもあります。

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ダンジョンはこんな感じです。
強制スクロールになっており、1ターン経過するごとに主人公の背後が1列消えていきます。ただし、一番後ろの列に主人公がいる場合は、ターン終了が出来ません。再行動などで一歩以上前進するか、もしくは探索をあきらめてダンジョンから脱出するかを選ぶしかなくなります。

画面左上の「E」が、現在の階で取得した経験値、「歩」が現在何歩まで歩けるかを表しています。
ダンジョンに入ってすぐには、ピラミッドと、敵が点々と配置されているだけですが、ノーマル床をチェンジすることで、普通の敵や、倒すと歩数がもらえる敵などが出現します。
基本的には歩数を確保しないとゴールまでたどり着けません。
この画面では、敵のアカメが配置されているマスが歩数をもらえるマスですね。
これらのマスは無視してもいいのですが、歩数をもらえるマスを後ろに流してしまうと、その分所有歩数が減ってしまいます。
出来る限り、所有歩数は残したままクリアラインまでたどり着きたいので、きちんとたどれるルート上だけ、ノーマル床をチェンジするようにしましょう。無差別にチェンジしていると、身動きが取れなくなります。

また、ピラミッドはチェンジすると、ランダムに何もないマスを2マス、異空間マスに変えてしまいます。
異空間マスは侵入できないマスなので、通り道に異空間マスが出来ないよう、あらかじめマスをチェンジさせて通り道に敵を出現させるなどの対策をしてから、ピラミッドを返還するようにすべきです。
異空間マスの消滅は、特殊なアイテムを消費するか、「3つの願い」を消費することで可能です。
「3つの願い」は、その名の通り、最大3回まで(階層によっては2回まで)使える願い事で、再行動をする、異空間を破壊する、歩数を3歩もらう、のどれかをかなえてもらえます。
大体は歩数か異空間になるかな? 残してもとくにメリットはないので、どんどん使いましょう。
中には、ピラミッドだらけの階層などもあり、3つの願いを消費しないとほぼ進めないような階層も存在します。

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戦闘はこんな感じで、ルーレットみたいに、左の80〜100、CR(クリティカル)のバーの上でタイミングよく止めると、そのダメージが敵に入る、というミニゲームのような感じになっています。
かなり目押しが効くのですが、素早さが高く設定されているモンスターだと、バーがすごい速さで動いてとても目押しが出来ないので、その場合はオート戦闘を使いましょう。確率で当たるようになります。
ただこれだと素早さの高い女の子モンスターは捕獲できないんですよね…うーん何か対策はないものか。

女の子モンスターの場合、通常戦闘以外に手加減モードもあり、HPを適度に減らすことでやはりバーを止めての捕獲フェイズに移ります。ただし、女の子モンスターの捕獲ロープを持っていた場合は、ワンクリックで捕獲できます。
捕獲したモンスターは、ヤマネのところに送られます。ヤマネのいる研究所に行くと、Hシーンのあとにカプセルにしてアイテムとして渡してくれます。
このカプセルは、マップ画面上の敵キャラに対して使うと、女の子モンスターが敵キャラを攻撃してくれます。
絶対に入り込めない場所に、ドクロマスや歩数マスが出現してしまったとき、などに重宝します。
女の子モンスターがいないと絶対に先に進めないボスがいるので、面倒くさがらずに女の子モンスターを捕獲し、カプセルにして2つくらいは持っておいた方がいいです。

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最奥にある称号部屋までたどり着くとゴールなのですが、歩数が残っている場合は、ボーナスがもらえる称号部屋に移動することで、様々なミニゲームを遊ぶことが出来ます。
たとえば「???」の部屋に入ると、キョホウという謎生物とじゃんけんをして、結果によって武具の耐久度を回復してもらえたり…
他にもアイテム部屋やPパーツ(後述)がもらえる部屋があったり、上記の画像のように、ブロック崩しでゴールドがもらえる部屋があったりします。
歩数が足りない場合は通常の称号部屋に入ればいいのですが、それだとちょっともったいないので、3つの願いを残しておいて、歩数をもらって特殊な称号部屋に入ることをお勧めします。

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装備画面はこんな感じで、装備枠の内部に形の異なる武具を並べていく感じです。のちの「にょ」シリーズもこんな感じでアイテムを配置しますが、それと似たような感じですね。
画面右上には、各武具の残り耐久度です。敵を攻撃したり、敵のクリティカルなどを食らうと減っていきます。0になると壊れてしまいますので、常に所有する武具の残り残量には気を配りたいところです。
今は装備しないアイテムは魔法の小箱に入れますが、こちらは容量制限が厳しく、常に弱い武具を強い武具と入れ替えつつ運用していかないとなりません(魔法の小箱の容量は、部屋型のマスに入ったときに増えることがあります)

実はアイテム枠も同じようになっていて、サイズの違うアイテムを並べることになるので、あまりたくさんのアイテムを持ち込むことはできません。
ダンジョンから出るたびに、鍵などを買いに行く必要があり、ちょっと厄介です。

もっとも、ダンジョンから出ると、大体レベルアップ可能になっているので、ダンジョンから離れてレベルアップしに行くことになるので、ついでにお店に寄るのはあまり苦ではないのですが。
ちなみにレベルアップ時には、ポイント割り振りで好きなステータスを上げることが出来ます。苦手をカバーするなり、特技を伸ばすなり…戦略はあなた次第。


ちなみに一度どれかのキャラでエンディングまでクリアすると、簡易モードが出現します。
探索を削り、ダンジョンに入ったら即出るだけ、という形になり、イベントだけを楽しむことが出来ます。
JKのシナリオなどは分岐もあるため、わかりやすい簡易モードはかなり便利です。
というか正直1シナリオが長すぎる…というのはアリスさんもわかって、このモードを搭載したのかもしれませんね。イベント少ないから余計に長く感じるんだよねえ…
ただし、女の子モンスターパズルモードのパズルピースや、秘宝館のCGなどは、だいたい3人を通常モードでクリアした際に揃う程度のバランスになっているので、それらを狙うためには通常モードでのプレイが必要となってきます。

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このゲームで好きな部分は、時間経過によってキャラのセリフが変わったりする点です。
あまり街中を探索しても意味のないゲームなのですが(酒場で情報仕入れたりみたいなのもほぼないし)、会話の変化が楽しくてつい街中をうろついてしまうことも。
ゲームの展開によって、主人公の機嫌や状況に応じ、ショップのキャラの対応が変化してきたりするのですが、それが実に丁寧。
特に好きなのが、レベル屋の麻希子さんが出産する点ですね。
しっかりゲーム内の時間が感じられて好きな一点でした。

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ただこのゲームの難点は、イベントが少ないことです。
ストイックにダンジョンを攻略するのが好きな人じゃないと、途中でダレるかもしれません。
イベントが少ない割に、一階クリアするごとに街に戻されるし、女の子モンスターのカプセルを持っていたりするとアイテム欄が切迫するため、マメに街に戻って消費アイテムを買いなおさないといけなかったりするし…
一応メイン主人公のクロア編はそこそこイベントが発生するのですが、ミラクル団なんてほぼイベントが存在しませんし(攻略サイトには、そもそもミラクル団の攻略を記載してないところすらありますw)、主人公の一人のはずのJKなんてマジでイベントが起きないですw
ただJK編はマルチエンドになっていて、出会った女の子と結ばれるエンディングはいい感じなのですが…
ちなみにイベントの発生するタイミングで、キャラクターが「○○へ行ってみようかしら」とか言ってくれるので、イベントの見逃しはないようになっています。


そしてこのゲームでなによりすごいのが、CGの量です。
通常のCGモード以外に、秘宝館と女の子モンスターのCGがあります。
つまりCGモードが3つあるようなものです。
以下、詳しく説明していきます。
あ、通常のCGモードについては説明しなくてもわかるよね。ちなみに3ページ目までありますから、これだけでも結構な枚数です。

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秘宝館というのは、ダンジョン内にあるピンク色の小屋に入ることで見れるCGです。
障子が貼られているという設定で、その中の好きな枠をクリックすると、障子に穴をあけて中を見る…ということが出来るのですが、最初は穴が小さく、CGもモザイクがかかったようなものしか見えません。
なんどか繰り返し同じ場所をクリックすることで、CGが鮮明になっていき、最終的にはHなCGが見られる…というものなのですが…
例によってハズレCG(TADAさんの絵とか)も収録されていますw
このモザイクのかけ方が秀逸で、最後までどんな絵なのか全然わからず、Hな絵だと思ったら肩透かしを食らって、チクショー!となるのがお約束なのですw

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女の子モンスターのCGは、女の子モンスターを捕獲し、女の子モンスター屋さんでカプセル化してもらう際に、Hシーンが表示されます。
ただしテキストがちょっと短いのが不満! ゲームのテンポを乱さないための工夫なのかもしれませんが…。ただし破瓜出血絵や、卵を産む絵などもあるのでそのあたりは満足です。
これらの女の子モンスターのCGは、メイン絵師のちょも山さんの描いたものもありますが、織音さんやえびちりさんも参加しているようです。
ちょっとクオリティにばらつきがみられるのが残念ですが、女の子モンスターの数も多いため、多少は許容できます。

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ただし、女の子モンスターのCGモードはそのままでは見られません。
ダンジョンクリア時に特殊な部屋に入って、すもうたたき(モグラたたき)をして、Pパーツ(パズルパーツ)をもらい、それを画面上で組み合わせることで、CGモードが完成していきます。
…って、CG埋まってなくてすみません…めちゃくちゃ素早さの高い女の子モンスターがどうしても捕獲できない…

というわけで、とてもCG枚数が多いのが特徴の一作。
イベント数は少ないですが、簡易モードもあるわけですし、気に入ったキャラで一周したら後はサクッと終わらせてしまってもいいと思います。

◆キャラクター雑感
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ミシェーラ
パッケージにも大きく扱われ、まるで主人公のような扱いですが、実際は主人公としては二番手。
虫も殺せないお兄様のために、失われた剣を探しにダンジョンへと向かう勇ましいお姫様。実際、ステータスは安定していてかなり強い。
Hイベントは、ダンジョン内でならず者にとらわれた女子を助けたり、エロ本を拾って間違えてみちゃったり、ならず者の妄想シーンが挟まったり…という感じのものが強く、不要エロと言っていいようなものが多いため、このエピソードだけなら健全ゲームとして売り出せそうです。
実際にシナリオとしても薄く、結構突然の展開が訪れて驚きました。お姫様なんだからもうちょっと身持ちが硬くてもよかったんじゃないかな…
彼女のエピソード、ラスボスもいないんですよ…びっくりしましたね。

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クロア
事実上の主人公。
一度彼のモードでもクリアしたんですがよく覚えてません、すみません…
主人公らしく、イベントも多く、楽しめるストーリーだったのは記憶しています。
またいずれプレイしたら追記しますね。

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JK(ジョーカーキング)
ちんちんがでかすぎて女の子に入らないために童貞、というかわいそうなヤツ。
ある目的というのは、自分を受け入れられる女の子を探す、という目的でした。
マルチエンドで、最終的に三人の女の子の誰かと結ばれます。誰とも結ばれないエンディングもあるので浮気はしちゃだめよw
どの子のエンディングも好きですが、ラピスが救われたのがよかった。
イベントは少ないのですが、その貴重なイベントがどれも好き、って感じでした。関わる女の子が可愛いからね…


合う人にはとことん合い、やりこみも充実したゲームですが、合わない人にはとことん合わないという、評価の割れる一作でした。
今は廉価版も出たことで、かなり値段も落ち着いていますので、試してみてもいいかもしれませんよ。
ただし、大きなパッケージの通常版には、三剣が産まれるに至った物語などの小説なども掲載されていますので、興味がある方には通常版をお勧めしておきます。

…ところで、「約束の集う場所」ってなんだったの?


駿河屋

*画像はすべてアリスソフト「ペルシオン -約束の集う場所-」より

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posted by ry at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows(〜2000)
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