【 トランスボーダー 】
コンパイル作品では珍しいレースゲーム。
金次第で何でもする運び屋となり、大統領をフランスまで送り届けよう。
ジャンプ台をうまく踏めるかどうかが、カギとなってきます。
【トランスボーダー】
発売/開発:英知出版/コンパイル
ジャンル:レース
収録ソフト:DiscStation#1(ブックタイプ)
対応ハード:PC98(要5.25インチFDD)
発売日:1993年10月6日
定価:2980円
レーティング:全年齢
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トランスボーダーと呼ばれる組織がある。
金さえ払えば、戦火の真っ只中だろうが荷物を運ぶ、国境を越えた過激な宅配便。
主人公・ジェニーロがある日受けた仕事は、オッサン一人をフランスまで運ぶだけ。
余裕の仕事だと思っていたら、対向車は突っ込んでくるわヘリは撃ってくるわ、挙句戦車は砲台をぶっぱなす。
ロシアの大統領っていつもこんな扱いなのか…なんにしろ、恐怖で気絶したオッサンを、無事フランスに送り届けなければならない。愛車ランチア・デルタ・インテグラーレを駆って。
妨害アリのレースゲーム。
操作は4で左、6で右に移動し、8でスピードを上げてゆく、だけ、というシンプル仕様。
青い車は敵の車になり、こちらに体当たりをしてきて大変危険です。
ぶつかると当然ミスです。
また、コースアウトするとやっぱりミスになります。
ミスになってもその場で復活するだけですが、コースアウトしたままだとその場でミスの状態を繰り返されることになってしまうので、無敵時間のうちにすばやくコースに戻りましょう。
ミスになってもその場で復活するだけ、と言いましたが、あまりミスを繰り返していると、当然時間のロスになり、タイムアップを招きかねません。
出来るだけミスを減らすのは基本ですよね。
このゲームに欠かせないのはジャンプ台です。
ジャンプ台で大きくコースを短縮することが出来ます。
ただし、ある程度スピードがない状態でジャンプ台に乗っても、距離が稼げずに、コース以外の場所に落ちてしまうことも…
その場合、ミスから復帰しても、やっぱりスピードがないため、その先にあるジャンプ台に乗っても、同じミスを繰り返すことになってしまうんですよね。
ジャンプ台が連続して設置してあるところでは、これに一度はまってしまうと、ちゅどーんちゅどーんと自機が爆発しまくることになります。つらい。
ステージクリアするとなぜか爆炎が上がります。
ジェニーロも大統領も大丈夫なのかw
こういう妨害アリのレースゲームとシューティングゲームってすごく良く似ている、ということに気付いてしまった顔をしています。
前に進みながら敵の攻撃をよけるってほぼSTGじゃない?
こっちから弾は出ないけれど。
そりゃ苦手なはずだ…
でも簡単操作で楽しかったので、またじっくり腰を据えてやってみたい作品の一つになりました。

*画像はすべてコンパイル「トランスボーダー」より