【 Dr.STOP! 】
コマンド総当たりタイプのAVG。
ちょっとスケベなたくみ先生が、病院で起きている奇妙な事件を追いかけます。
原画は漫画家のラッシャー・ヴェラクさん。
アリスでは、あゆみちゃん物語で有名、と言えばわかりやすいかな。
*この記事は18禁です。
高校生以下の方の閲覧を禁止します。
【Dr.STOP!】
発売/開発:アリスソフト
ジャンル:コマンド総当たりAVG
対応ハード:PC98シリーズ
発売日:1992年4月15日
定価:6800円
レーティング:18禁
たくみの勤める、副院長と院長の派閥があるとある病院。
そこには個性的な患者ばかりが入院・通院していた。
ところが、たくみの回りでカルテの改ざんや標本の消失などの事件が起き、親友の夢太郎や副院長までもが巻き込まれる。
院長には何か秘密がある。
確信したたくみは、こっそりと院長の周りを調べ始めるが…?
個性的な患者の一例。
明美さんは病院を抜け出して酒を飲みに行くのでなかなか退院できないという状態…、百合子はちょっと目を離すのが怖い感じだけどいい子です。
いやほんといい子なんだよ、問題児ばかりの病院で特に問題起こしているような気がするけど…ウウッ
しかし明美の服装えろいなー、まさかこんな格好でうろついてたりしないよな?
ゆかは軽度のぜんそくで入院しているのですが、薄幸の美少女ごっこが好き。
それが極まって、とある大事件を起こすのでした。
ゲームは様々な事件と並行して、院長がなにかを隠していることを匂わせてきます。
ちなみに、外来で来る患者さんも変人ばっかりですよ。なぜかこのゲーム、患者さんの事を「お客さん」って呼ぶけど。
看護婦は婦長さん、子供っぽい美子、たくみの婚約者の美緒がいます。
美緒とはすれ違いの毎日になっていて、たくみはその原因がわからずやきもきしますが…
ある日、強く美緒を意識してしまい、それが原因でラストの悲劇につながっていく…
展開が全く読めませんが、後半に一気に種明かしされるので覚悟しておきましょう。
あと、病院なので当然(?)死人が出るので、登場キャラが死ぬのが苦手な方も覚悟をしてね… まさか彼女が死んじゃうなんて思わなかった…
文字が多めのAVGで、画面(場所・その場にいるキャラなど)が変わったとしてもテキストで表示されるだけなので、グラフィック面は普通のAVGとして見るとかなり物足りないです。
キャラクターの立ち絵もなく、イベントCGのみという潔さ。
せめて背景くらいは用意して欲しかったなあ。まぁFD2枚組だしこんなもんか…
それとHできるキャラが少ないのも不満でしたねー。
H直前まで行ったのに途中で邪魔が入るとかで、本番まで至らないシーンがあって、ちょっと惜しいなって思ったのです。
いや、十分Hなんですけど、なんでそこで中断になっちゃったのかなあ!というのがちょっと疑問だなーと。
ストーリーもちょっとトンデモなんですけど、面白かったです。
でも本当にあの子とのHシーンが直前で中断されちゃったの悔しかったなあww えっちしたかったww
◆スタッフリスト(敬称略)
ストーリー原案:とり
シナリオ:とり
原画:ラッシャー・ヴェラク
グラフィックス:KAORI/ちーぼう
音楽:雷丸
プログラム:
PC-9801V:WAO
FM-TOWNS:NYAN
X6800:PLUM.F
*このゲームの販売は終了しています

*画像はすべてアリスソフト「Dr.STOP!」より