【 ゲームオーバーできません! 】
このブログでもたびたび作品を紹介している笹笠箕範さんの処女作品。
処女は処女でもヤオイ穴の処女作品みたいな感じの一本ですが(*ここでいう一本とは卑猥な意味ではありません)
かつて魔王を倒した勇者と巫女。そして時は流れ… 現代に蘇る存在とは。
10分程度で読めるノベルゲーム。
ちちエモンと同じく、タイトルからエピソードを選んでいくタイプのゲームです。
こちらから無料プレイ可能です(ノベルゲームコレクションへ飛びます)
スマホを含むブラウザのほか、Windows/MacintoshでDLプレイも可能です。
聖魔対戦… 巫女アイーシャの命と引き換えに、魔王アランズランを倒した勇者レイル。
レイルはその剣にアランズランと勇者の力を封印し、自らも自害する…
そしていくつもの時代が流れ、現代。
満美、昴、五鈴のきょうだいは、夏休みに三人で映画に行くが…
簡単に言えば、ファンタジー世界→現代に時代が続いていて、現代で過ごすきょうだいたちが、実は巫女・勇者、そして魔王の生まれ変わりだった…という作品です。
昴=レイル、そして五鈴=アランズランは力を失っていますが、力を封印されぬままに死んだ満美=アイーシャのみ、力を持っています。
そして、五鈴は「身が汚される」ことで力が戻ると言い、昴に迫りますが…
いやー、ノリは相変わらずというか一作目からぶっ飛んでいたというか…w
少しだけ力を取り戻した五鈴は、部下であったフッキャルを召喚しますが、彼は職を失って神へと転職していました。
そして彼は昴が非常に好みらしく…、彼の純潔(前)を狙うことを条件に、執事としてこの家に仕えることに。
一方、アランズランたちのいた世界では、かつて魔王の部下であった男が魔王を名乗り、こちらへの侵略の準備を整えていた…
笹笠さんのいつものノリがたまりません。
日常系+ぶっとび系が絶妙にまじりあったこの感じ。
復活したから「ゲームオーバーに出来ない」のかな?と思ったら、エンディングでうまく回収されていました。
やっぱり好きなキャラはフッキャルですが、彼の行動もいいですが、戦いでの働きぶりもよかったですね。
ギャグ系のノリなのですが、終わり方もすごく好きな一作でした。
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