【 ヴァンプ・ザ・プレイ・ヴェルヴェット 前〜中編 】
吸血し戦う者・ユーズ、吸血され戦いを補助する者・ギフト。その戦いに巻き込まれた主人公は…という耽美な百合っぽいお話。
未完成で、ゲームの中盤までしかアップされていないため、今後削除などがありうるため、早めに遊んでおきましょう！
選択肢のないノベルゲームで、中編まででプレイ時間は1時間程度です。
こちらから無料プレイ可能です(ノベルゲームコレクションへ飛びます)
スマホを含むブラウザのほか、Windows/MacintoshでDLプレイも可能です。
主人公・駒野桃。彼女は手紙で呼び出され、廃園の教会へと向かった…。
ところがそこで、転校生・榊原えんと、生徒会長・平等院聖明、聖明に付き従う風紀委員長・牛尾崎瑠璃が戦っている姿を目撃する。
えんに気づかれた桃は、首から血を吸われ、戦う者ユーズであるえんへち血を与える「ギフト」の役割へと、強制的にされてしまう…。
学園の特進科の人間は、全て戦う者ユーズと、ユーズに血を与えるギフトで構成されていたのだ。
えんの目的は、再度聖明と戦うこと。そのためには、複数のユーズと戦い勝ち抜くことが必要だった。
人知れぬ乙女たちの戦いが、静かに始まっていた。
手紙で呼び出された桃は、廃園の教会へと入りこむ…。そこには誰も待ってはいなかったが、地下から何か物音が聞こえて…
物音に吸い寄せられるように地下に降りた桃が見たものは、会長と風紀委員…、そして、転校生の姿でした。
手紙は誰が出したのかちょっとわからないのですが、会長か風紀委員が、えんと組ませるためにこの場を目撃させるようにした策略に乗ってしまったのかもしれないですね。
えんは、追い詰められ…、そしてこの場の闖入者である桃の首筋から血を吸い…。
そしてえんと桃は、ユーズとギフトの関係になります。
そこには桃の意志は一切介入せず、一方的に関連を結ばされたものでした…。
桃になにも説明もせず、そして歩み寄る姿も見えず、まるで道具のように扱うえんに対し詰め寄る桃。
だけどふたりはのちのちに少しずつ距離が縮まることになりますが…。
ただし、ギフトが道具であるのは間違いではないのです。ユーズに付き従い、血を与えるだけの道具。そんな扱いをするユーズもたくさんいるのですから…。
UIなども手が加えられて凝っており、また、音楽などもとてもこだわり抜いています。
戦闘のシーンなどは、ただ戦っているだけではなく、「乙女」が戦っている、というような雰囲気の曲が使われていて、実に耽美でした。
本当に美しいこの作品、完成したらどうなるのか実に楽しみです。
*こちらはティラノゲームフェス2018参加作品です。
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