【 逢魔鬼譚 】
逢魔通信の続編。今回も怖くないホラーです。
一歩歩けば妖怪に当たると言われるほどに、妖怪が当たり前にいる、仙土市…
その隣町にある赤ノ大咲小学校にて、怪異が発生、主人公とその友人(逢魔通信の主人公)は閉じ込められてしまう…。
バッドエンド3つ、正規エンド2つのマルチエンド。1周15分、コンプまで25分くらいです。
こちらから無料プレイ可能です(ノベルゲームコレクションへ飛びます)
スマホを含むブラウザのほか、Windows/MacintoshでDLプレイも可能です。
茶坏千治(ちゃつき せんじ)は、放課後に学校に閉じ込められたことに気付く。
クラスメイトに、同じくお祓い屋見習いがいるため、彼の道具を借りて、何とか教室を出るものの…
目的の場所と違う場所に出てしまったりと、どうも学校全体がおかしいようだ。
そこで保健室に入ると、先生が倒れている。
とりあえず先生は無視して(無視するんかいw)、保健室で寝ていたお祓い屋見習いの友人・当正吉(あたり しょうきち)と合流するが…
こんな怪異に巻き込まれても、比較的へ依然としているセンジ。
…さすが一歩歩けば妖怪に当たる場所で過ごしているだけはある(学校自体は違う街にあるみたいですが)。
とりあえず、辿り着いた保健室に入ってみることにするが…
そこにいたのはショウキチ。ちょっと虚弱体質なので、保健室で休んでいたらしい。
ただし、ショウキチが虚弱体質なのは、実はとある秘密のせいで… …その秘密は、物語の最後に明らかになります。
彼もお祓い屋見習いだけど、悪い妖怪を見ると攻撃的になってしまうという欠点がある…。
妖怪・赤青マントと遭遇したセンジは。
彼が「センジに似た人物の写真」を持っていると言うので、彼がそれを探している間に、部屋を探索する…、なんてシーンも。
くま…。
ちなみにセンジに似たその人物は… …今作には登場しません、次回作以降待ちかな。
戦闘シーンはコミック的な表現も多用していて、全画面のイラストを使用しており、迫力があり面白いです。
また、バッドエンド3種は、どれもコミカル化感じに終わるもので、ホラーというか、オカルトというか、妖怪をテーマにした作品なのに「怖い」演出をとにかく出していないんですよね。
とても優しい雰囲気のシリーズだと思います。
また、作者さんのピクシブに関連コミックがあるので読んでおくと、より理解が深まるかな。
ところがこの関連コミックを読んで、この作品を遊んでも、やっぱり謎が残るんですよねw
やっぱり次回作待ちですね。
妖怪・ホラー・オカルト、なのに暖かい、そしてどこかぽかんとした抜けた雰囲気、この作者さんは独特の空気を書かれますね。
本当にどれもいい作品です。
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