【 誰そ彼と文 -tasogare to humi- 】
ちょっとした謎解きのあるAVG。選択肢はエンディング後のおまけエピソードに関係します。
あの世とこの世をつなぐ郵便屋さんが主人公で、暗い森に行きますが、ホラー的な要素はありません。
プレイ時間40分程度。
こちらから無料プレイ可能です(ノベルゲームコレクションへ飛びます)
スマホを含むブラウザのほか、Windows/MacintoshでDLプレイも可能です。
青年は、踏切のある駅を眺めていた…
そこに現れた青年は、自分をこの世とあの世を行き来する郵便配達員と名乗り、ある不思議な話を始める。
一方、こちらはあの世。
森宮は、新人の風間に仕事を説明していた。
初仕事は、囁きの谷と間違えて嘯きの谷へと向かってしまった同僚へ手紙を届けることで…
ところが、同僚の持っていた、ねねの書いた手紙の文字は、紙魚に食べられてしまっていた。
森宮と風間は紙魚を捕まえて、紙魚から文字を吐き出させようとするが…
というストーリー。
紙魚は捕まえて殴ると文字を吐き出します。吐き出された文字は、紙の上に戻っていきます。
風間が森宮を慕っていて、それがとてもいい感じです(決してBLな雰囲気ではないので、そういう期待はするなよ?w
こちらが、あの世の郵便屋さんのお得意様、ねね。
子供たちにはねね様と慕われていますが、彼女の正体は…?
今回は、彼女がこの世へと宛てた手紙が食べられてしまい、それを集めていくお話ですが、集めていくにあたり、少しずつ彼女の手紙を読むことになり…。…それによって、優しい世界観が少しずつわかってきます。
そして、その宛先の人物とは…?
ゲームは、AVGのような選択肢のほか、このようなクイズ的な謎解きがいくつかあります。
風間君をクリックするとヒントをくれるので、そこまで難しくないです。
でもここがちょっとわかんなくてカンで進んじゃったw 合ってたけどww(良い子は真似をしてはいけません
基本的にはお話は一本道ですが、トゥルーエンドは、エンディングの後にちょっとしたエピソードが流れます。
道の選択を間違えないことと、途中の選択肢を間違えないこと、が条件になっています。
道の選択はともかく、選択肢は、もしわからなかったら作者さんのサイトにて攻略情報も読めますので、ぜひトライしてください。
とにかく森宮と風間君のやり取りがほのぼのーっとします。
そしてラストは意外な展開に…。…ねねちゃんはどんな気持ちで郵便局に通ってお手紙を出していたんだろうなあ。
切なく、そしてほのぼのとしていて、心温まる作品でした。
もう、好き(語彙力
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