【 雨やどりの妖精 第5話 】
ちょっと変わった現代の妖精さんを描いた、ノベルAVGシリーズ第五作。
今回は読了まで30分ほど。タイトル通り、雨宿りの妖精の初代を務めた人物、そして彼の初仕事、そして妖精という職業ができるまで…を描いています。
ぜひ一作目からプレイをお願いします。
こちらから無料プレイ可能です(ノベルゲームコレクションへ飛びます)
スマホを含むブラウザのほか、Windows/MacintoshでDLプレイも可能です。
めちゃめちゃな低成績を収めること50回…我らおなじみの妖精さんこと修二君は、部長にそれを祝われていた…。
そして、上司は語りだします。
なぜ、まず人間に対して妖精と名乗る、というルールがあるのかを。
そして、妖精課という職業はなぜ生まれたのかを…
今回は、おなじみの妖精さんは活躍せず、部長の若いころ…というか、部長がまだきちんとした「妖精」でなかったころの話です。
舞台は、終戦から15年後、とある診療所の前での雨宿りのお話。
そして今回は、前作まで複雑ではなく、比較的シンプルに、恋愛を描いた作品ではあります。それでも、帰ってこない恋人を待ち続ける女性を描いているのでかなり重いのですが…
その女性・小夜は、結婚を約束した男性が戦地に行ったまま帰らず…帰ってくることを信じて、15年待ち続けていました。
ちょっとしたいたずら心で、雨宿りをしている小夜を驚かそうと近づいた部長(若いすがた)は、ついに待ちきれずに自決をしようとしていた彼女に、自分は貴方を助けに来た妖精である、と名乗り、彼女が抱えていた包丁を預かり、そして、雨のたびに彼女と会うことになります…。
そして、部長(若いすがた)は彼女の幸せのために、もう会わないと告げ、そしてとある行動をとりますが…?
最初は冷遇されていた部長や課長たちの時代から比べたら、妖精課が出来た今はかなりマシなのですが…(それでも結構扱い悪いけど
それでも、彼らがそうなった理由を知ってしまったので、今回は結構衝撃でしたね…、というか、かなり『妖精さん』たちのことがわかる一作なので、彼らの不遇さには言葉をなくしてしまいます。
妖精さんの名前がわかったのは前作くらいからなので、前作を未プレイの方はまず前作をやってほしいのですが…
彼がなぜ妖精として働き始めたのか…それが今回少し明かされ…、…そしていよいよ次作でシリーズ最終作になります。
妖精さんの過去とは? 目的とは? そしてそれらは達成されるのか?
それらがきちんと明かされるのでしょうか!
待て! 次号! っていうか次作!! そして次記事!!
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