【 君とノーカウントの恋 】
サークルえん☆はりさんの作品。
キャラ絵だけではなく、音楽も自作のものを使っています。
分岐ありのゲームですが、ゲーム続行かゲームオーバーか、の選択を毎回迫られるだけのシンプルなつくりで、読了まで40分程度。
女装描写、女装した青年に言い寄る男性、の描写があります。
主人公の庵は、罰ゲームで女装をすることに…
ところがそこでトラブル発生、兄の光輝に追い回されてキレた静香により、眠り薬と間違えて惚れ薬を浴びせられた光輝に、庵の女装姿に一目ぼれされてしまう…
惚れ薬の解毒薬を作るには、翌日の夕方までかかる…
だけど、薬でおかしくなってる光輝に、女装であると真実を話せば、暴走する可能性がある。
つまり、明日の夕方まで、主人公・庵は、少女・妃織として、光輝をうまくなだめる必要があるのだ！
必死に自分の正体を隠しながらの、地獄のデートが始まる…！！！
庵に、光輝に正体がばれないように、と釘をさす静香。…いやもともとあなたが元凶じゃないですか…
ちなみに、正体がバレると騒ぎが起こり、ゲームオーバーになります。
選択肢の発生するタイミングは多くなく、また、どちらを選べばいいのか、即わかるので、難易度は本当に低いです。
選択肢でストーリーの分岐とかもないですし。
選択肢が出るタイミングは、大体「友人に出会ってしまって正体を光輝にバラされそうになる」というシチュエーション。
なんとか頑張ってごまかしましょう！！！
必死にごまかすと、主人公の話を信じてくれたり、何かを察してくれたりして、友人は去っていきます。
場合によっては、マジで女の子になりきったりすることも。そのたびに、主人公は何かを失っていっている気がしますね。
幼馴染に遭遇し、庵と妃織のホクロの位置が同じ…とつっこまれ、ついにごまかしきれず、めっちゃ胡乱な設定を持ち出す友人(友人はマイクと通信機で主人公の行動を楽しむサポートしてくれています)。
もうめちゃくちゃ面白い感じになってきましたが、まだまだこのゲームは続くのです…
光輝はすげーベタベタしてきてウザいし、でもちゃんと妃織ちゃんの意志とか確認してくれるし、実はけっこういいやつなのでは？
テンポいい会話と、主人公の心の叫びがむちゃくちゃ面白いゲームでした。
光輝うざいけどｗｗｗ
このゲームは、別の長編AVGのキャラクターを使用した短編、とのことなので、本編のほうもいずれやってみたいですね。
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