【DiscStation #2】
1994年1月23日、英知出版より発売。当時の価格は2980円と、のちの号と比べるとちょっと高め。
3.5インチ2HDのFD3枚組、オリジナルゲーム7本収録…とありますが、実際は、ゲーム5本+ツール+テキストコーナーです。
雑誌部分は本文56p+表紙+FD収納部分。この号だけ、FD収納部分のクッションが厚めのため、本の厚さはのちのDSとほぼ変わらないのに対し、本文部分は少なめです。
◆収録ゲーム 詳しくはこちらの記事へ
・ディスク1
前作の続きのSRPG。だけど、前作は5インチ、今作は3.5インチとメディアが違うため、ユーザー層も別だったのでは…と思うんだけどどうかな…
・ディスク2
ムサいおっさんが主人公の、サイドビューマップ(ベルトコンベアアクション風画面)のRPG。マッピングがしづらいためにちょっと迷子になりやすい。
連載AVG第一回。DS98からの再掲。
・ディスク3
なぞぷよ
全30問を掲載。
乗るのに回数制限のある足場を移動しながらアイテムを回収するアクションパズル。DS98からの再掲。
モノクロ線画でアニメを作るツール。前号に続いての掲載。
愛の辞典 第一版
榔Cやゲーム、DSキャラなどに関わる新しい言葉を辞典のように掲載していく
ひゅ〜まん・うぉっちんぐ
人間にまつわる面白エピソード(一般的なお便りコーナーっぽいもの)
外字の森
外字ツール(オリジナル文字を作る16*16の二値ドット)で書いた文字を募集
運動会で一等賞
〔う〕で始まり〔う〕で終わる文章、を募集しているコーナー
◆本誌
ではこの記事の本編、本誌の内容の紹介に移ります。
・デビルフォース(後編)
ゲーム紹介記事。計7ページにわたり、ゲームを紹介+攻略+特集記事、と情報を掲載しているため、かなりの目玉ゲームだったんだなと言う扱いになっています。
・LADY BONO!!
ゲーム紹介記事。見開きで大きくイラストを掲載し、キャラクターの3サイズまでも掲載しており、かなり力が入っている印象。ちなみにミルキーバーンはB89/W58.5/H88、ボノはB85/W58/H85。この記事については、魔導物語きゅ〜きょく大全SUNにも再収録されていたと思います。
・なぞぷよ
ゲーム紹介記事。全30問の画面写真と、攻略ヒントあり。また、問題募集を募集用紙とともに掲載している
・総力特集『魔導物語大全』
のちに発売された魔導大全とは大きく内容の異なるものです。
魔導物語1-2-3の内容紹介、当時発売予定だったARS紹介
弄SX版とPC98番をちゃんと分けているところがしっかりしているなーと。正確には、本誌よりARSのほうが発売が先だったのですが、この記事を書いていた当時にはまだ発売前だったのか、発売日が〔予定〕となっています。
モンスター図鑑
1-2-3とARSに登場するキャラを一部紹介。絵はMSX版と98版のものが混ざっています。
たつき・けい氏&うゑみぞ氏インタビュー
開発秘話、というほど大きな話は出ておらず、比較的さっくりしたものです。
カーバンクルの秘密
カー君のプロフィールと図解。カーバンクルぬいぐるみ発売開始のお知らせ&プレゼント企画も同時掲載。初期の「口がピンク」のカー君ですね(のちにカー君ぬいぐるみの口は赤になったんですねえ
アルルの着せ替えあそび
線画のみのアルルと服のイラスト。コピー後着色して、切り抜いて重ねて遊ぶ、というものでした。写し紙(トレーシングペーパー)にトレスして、着色して遊んだ記憶が…懐かしい。
ページの落丁をセロテープで修理しちゃったのが悔やまれる。
・ぼくのわたしのこんぱいる
開発スタッフの実態
キドぴゅー★氏が開発室に向かい、沢渡寿三郎氏と北野不凡氏に会うという実写漫画です。完全に内輪ネタですねw
幻世喜譚 〜発情期の季節の巻〜
スマッシュに発情期が訪れ、女性キャラに迫っては断られる、という内容のフルカラー漫画。発売日延期のお知らせを兼ねている。この漫画では、ペトゥムがペニーと呼ばれています。また、1コマ目のハァハァしているスマッシュは、のちに何度か使われました(幻世喜譚のパッケージ裏にも使われています)
コンパイルクラブ ニュースクラッシュ
内輪ネタ中心の新聞風記事とコンクラの会員募集ですが、右上のGG魔導物語の予告について、「撮影快調!」というのが面白いですね。
・エスパー無宿
ゲーム紹介記事。簡単な攻略マップ、敵キャラのステータスデータ、アイテムデータなど。かなり力を入れて扱っています。
・ケロ助の寒中訓練
ゲーム紹介記事
・電影動画塾
ツール紹介記事。
・太平読者天国
読者のお便りとイラストの掲載コーナー
・これが3号目!!人類の科学は、技術はこんなにも面白いモノをつくれるというのか!!
次号予告。魔導物語DS版(道草)とLADYBONO、Push'nPop、電影動画塾にエディット機能追加、を予告として掲載
電影動画塾は実際は3号には掲載されず、のちの号にも載ることはありませんでした…。
魔導物語の画像は間に合わなかったのか、PC98版魔導物語Vのアルルの顔部分の画面写真が使われています。
裏表紙です。パソゲーワンダーランドとは…w
電影動画塾が結構大きく取り扱われているんですよね。作品募集中なのにここでコーナー終わっちゃったので、もしかしたら掲載されずに終わった幻の作品もあるのかもしれません。…まったく投稿が来なかった可能性もありますが。
*画像はすべてコンパイル「DiscStation #2」より