【 ぜろぜろななこちゃん for Windows 】
ぜろぜろななこちゃんは、もとは1992年にサークル「OVERTURE」さんからPC98で発表された同人ゲーム。
1996年にWindowsに移植され、現在もフリーソフトとして公開されています。
公式ページはこちら。
公式には全年齢となっているゲームですが、ややエッチなので、正確に区分するなら15禁程度だと思います。
もちろんこの記事ではエッチな画像は扱いませんが、プレイする場合には十分ご注意ください。
主人公・丹羽ななこは15歳。ちょっぴりドジな女の子。おまけにファザコン。
彼女の家には秘密があって…それは、家族全員が秘密諜報部員・スパイ家族であるということ！
まだ見習いスパイのななこに、「S国大使館へ侵入し、極秘資料を入手する」という、初めての依頼が舞い込みます…。
…というお話。
ゲームはオーソドックスなコマンド選択式の探索AVGです。
難易度はそれなりに高く、誤ったタイミングで一部アイテムを使ってしまうと詰んでしまうことも。
右下の「チャンス」がいわゆる残機で、ゼロになるとゲームオーバー。
元はPC98で16色だったのでしょうが、Windows移植にあたり256色に塗りなおされています。が、塗りがレトロなままなのは嬉しいところ。
同人ゲームとは思えないグラフィックの凝りようで、ふんだんに絵が切り替わります。
これは大使館に侵入するシーンなのですが、ジャンプして壁を突破→着地失敗、にちゃんと絵が用意されています。
こんな調子で細かく絵が切り替わり、ビジュアル面でもとても楽しめます。ななこちゃんかわいいしね。
確認しただけで、CG数は40枚を超えていました。当時のAVGとしてはかなり力の入った作品だと思います。
シナリオは結構お約束なんですが、今遊んでも、小規模に良くまとまった探索AVGとしてちゃんと面白いです。
詰まらずに行けば大体20分くらいでクリアできるかな、と思います。
◆攻略(ネタバレなのでちょっと見づらい色にしています)
レストラン：メニューを見て、注文を繰り返す。
↓
大使館：侵入するとサービスシーン→チャンス減少。
大使館の横側に移動し、スパイシューズを使う。
↓
大使館玄関：スパイスモークを使う
↓
2階へ
タコと落花生のモンスター：スタンガン・十得ナイフ・スパイメモ・スパイマスク・スパイシューズ以外を渡す
寝室：行動→何かないかな？でパスワードを見つける、ベッドで寝ると1up。
書斎：パソコン→パスワードを選ぶ
↓
玄関へ戻る→浴室へ→タヌキの口から鍵を取る
シャワーを浴びるとサービスシーン→チャンス減少
↓
2階へ
書斎：パソコン→暗号をメモする
↓
リビングへ
見張りに遭遇→スタンガンを使う
バナナを取るとサービスシーン→チャンス減少
金庫を調べる→スパイメモを使う
↓
台所へ
阿修羅に遭遇→十得ナイフ
戸棚をあさる
↓
リビングへ
缶詰を開ける→頭を使う
↓
台所へ
冷蔵庫を開ける→ソーダバーを食べると1up。
マットを動かす→靴ひもを結ぶ→進む→スパイマスクを使う→開けちゃう
スパイシューズで台所へ戻る
↓
玄関へ戻る→外へ出る→地面を掘る
ゲームオーバー！
詰まないように頑張ろう！(にしても、ひとり減りました、がじわじわ来る…)
*画像はすべてOVERTURE「ぜろぜろななこちゃん」より
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